モンソニア ペニクリナムとは?
分類学的にいうと、おそらくフウロソウ科 モンソニア属ペニクリナ種(?)に当たります。
Monsonia peniculina(=Sarcocaulon peniculinum)
“モンソニア属は、元々は主にアフリカからインドまでに分布する小型の目立たないフウロソウ科植物を含んでいた小属で、古くから多肉植物として扱われていたSarcocaulon属を吸収した。アフリカ南部のナミビアから南アフリカのケープ原産で地中海性気候がベース。”(ソース:ぱんさのサボテンランド)
いわゆる冬型の塊根植物で日本の四季でいうと秋から春が生育期です。
現地の数十年選手でこんな感じ。
特徴としては白い肌にもふもふの葉っぱがかわいい。((値段は可愛くない))。
実生の育成メソッド
プロダクトデザインなどを本業としている森さんという方が試行錯誤を経てペニクリナムの促成栽培方法を提案してくれています。↓以下のリンクから見られます。
内容は至ってシンプル。
腰水で水分を与えまくって
LEDで光を当てまくって
サーキュレーターで風を当てまくれ
冬型とか関係ない、年中やれ
です。
サイトのデザインがめちゃくちゃ洒落てるのに内容は脳筋スパルタ育成なのが好感持てます。(褒めてます)
2年間の育成記録
播種(2022.08)
昨年の8月にメルカリにて種を購入しました。
2粒で10,000円でした。
いや負けられない戦いすぎ、、。
今は半額くらいで出回ってるはず。
種の見た目はこんな感じ。
ネジネジのドリルがついていて、原生地ではドリルの力を借りて地面にめり込んでいくそう!
面白い。
発芽(2022.08)
播種して数日で2粒とも発芽してくれました!
写真の大きめの鉢に植えてあるのがペニクリです。
ちゃんと撮ってなかったのでガビガビ。
播種から2ヶ月(2022.10)
早速、花芽がつきました。moriメソッド恐るべし。
播種から3ヶ月(2022.11)
塊根部分がだんだん大きくなってきてますね。
播種から5ヶ月(2023.01)
花が咲き乱れてます。塊根も3センチくらいまで育ってくれてたかな。
播種から6ヶ月(2023.01)
花に栄養が持ってかれている気がしたので花芽をぜーんぶ切除してみました。コレはコレで可愛い。
播種から7ヶ月(2023.02)
切除した倍くらいの蕾がつきはじめ、、
播種から8ヶ月(2023.03)
魂の狂い咲き。
花も素敵ですが、塊根に養分を使ってください。。
花芽をまた切除します。
播種から10ヶ月(2023.05)
2-5月の間で生育に差が出て来ました。
塊根部分の大きさはそこまで変わりませんが茂り方が違います。
右の子は比較的葉っぱが短くコンパクトに茂っています。
播種から12ヶ月(2023.08)
だんだんと成長が穏やかになり、生育の良い一枚目の子は直径5-6cmで落ち着いています。
実は途中、免許合宿で2週間腰水を変えられない時期があり葉っぱを全部落としていましたがまた茂ってくれました。素晴らしい生命力。
播種から27ヶ月(2024.11)
記録をめちゃくちゃサボっていましていきなり時間が飛びます。
まだまだ元気です!
仕事が忙しく腰水をサボってしまう時期があったので何度も草花を全落とししているのですが、また腰水してあげたらちゃんとモサモサになってくれます。
土に埋まっている部分もなかなかに育っていますね。
やはり森さんのメソッドは確かなもので2年でかなり大きくなってくれました。大感謝。
同じメソッドでケラリアピグマエアも育てていますが同じくムッキムキにでかくなっているのである程度汎用性のある育て方なのかもしれません💡
そちらも今度紹介しますね。
育成に使ったもの
コンセント
アナログ式ですがなんだかんだ便利。
一日14時間くらいONにしてます。
サーキュレーター
24時間365日強風を与えてください。
LEDライト
3万ルクス〜欲しいところです。
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